
タロットカード「ソードの5」の意味
正位置のソードの5は、誰かが代償を払って勝つ衝突を示します。緊張が後に残り、その争いに本当に価値があったのかという問いが浮かびます。
- 衝突
- むなしい勝利
- 緊張
- 敗北
- 利己心
| アルカナ | 小アルカナ(ソードのスート) |
|---|---|
| 番号 | 5 |
| エレメント | 風 |
| YESかNOか | 正位置はNO、逆位置はどちらとも言えない |
このページの内容 (12)
カードに描かれているもの
緑の上着を着た赤毛の若者が、薄笑いを浮かべながら剣を集めています。二本を肩にかつぎ、三本目にもたれかかり、さらに二本が地面に転がっています。その後ろでは、二人の人物がうなだれて水辺へと歩み去っていて、一人は両手で顔を覆っています。空には千切れた雲が流れています。この情景は、ほかの人を打ち負かしたまま残る勝利として読まれ、ぎざぎざの空は後に残る嫌な空気を表しています。
「ソードの5」の正位置
ソードの5は、本当の勝者のいない争いを表しています。誰かが勝ちはしたものの、その代償が友情や信頼、好意であるために、勝利は薄っぺらく感じられます。剣を手にしているのがあなたかもしれませんし、歩み去る側かもしれませんし、それを見ている傍観者かもしれません。
争いの中にいるなら、このカードは率直な問いを投げかけます。本当は何のために戦っているのか。その場では正しくあることが大切に感じられても、議論に勝って関係を失うのは割に合わない取引です。このカードは、汚い手を使ったり、ルールを曲げたり、勝ち誇ったりする人を示すこともあります。周りでそうしたことが起きていても、加わる必要はありません。ときには、身を引いて品位を保ち、戦う場面をより慎重に選ぶのがいちばん強い一手です。本当に大切な少数のことを選んでそこでは譲らず、小さな小競り合いは手放しましょう。
「ソードの5」の逆位置
- 和解
- 償い
- 確執の終わり
- 後悔
- 立ち去ること
逆位置のソードの5は、衝突が冷めつつあることをよく示します。双方とも争いに疲れていて、謝ったり、和解したり、意見の違いを認め合ったりする余地があります。プライドの締めつけがゆるんできています。
ぶつかり合いのあとの後悔や、点を稼ぎ続けるより立ち去ると決める瞬間を表すこともあります。その選択は負けのように感じられるかもしれませんが、より大切なことのためにエネルギーを解き放ってくれることがよくあります。読み方によっては、古い恨みがまだ水面下でくすぶっていることを警告しています。そうであれば、正直で落ち着いた話し合いが、それにきっぱり決着をつける助けになります。
恋愛での「ソードの5」
正位置:シングルの人は、過去の言い争いや傷ついたプライドのせいで、身構えているのかもしれません。パートナーがいる人には、どちらかが理解することより勝つことに夢中になっている口論を示すことがあります。
逆位置では、けんかのあとに謝って和解するチャンスがあります。どちらが正しいかを数えるのはやめましょう。
仕事での「ソードの5」
正位置:仕事では、競争や社内の駆け引きがこじれるかもしれません。どの戦いに価値があるかを決め、自分の行いは公明正大に保ちましょう。
逆位置では、職場の衝突が落ち着きつつあるのかもしれません。償いをするか先へ進むことで、よりよい選択肢が開けます。
相手の気持ちとしての「ソードの5」
相手は二人のあいだの緊張のあとで身構えていたり、傷ついていたりして、プライドのせいで手を差し伸べられずにいるのかもしれません。
アドバイスとしての「ソードの5」
戦う場面を選び、正しくあることの満足と引き換えに関係を手放さないでください。
タロット占いでの「ソードの5」
同じカードでも、どの位置に出たかで読み方が変わります。「ソードの5」がそれぞれの位置に出たとき、当サイトのスプレッドではこのように読みます。スリーカード、ケルト十字で試してみてください。
正位置
| 過去の位置 | これまでのことに、ある衝突が跡を残しました。誰かが勝ち、誰かが負け、その争いの緊張が今も物事に影響しているのかもしれません。 |
|---|---|
| 現在の位置 | 緊張がこの問題の中心にあります。意見の違いが、実際に何を得るかより勝つことのほうが大切な勝負に変わりつつあるのかもしれません。 |
| 未来・結果の位置 | ぶつかり合いが起ころうとしているのかもしれません。どんな代償を払っても勝とうとすれば、その勝利はむなしく感じられ、かつて信頼があった場所に距離が残りそうです。 |
| 障害の位置 | 正しくありたいという気持ちが、行く手をふさいでいます。点を稼ぐことで、議論全体の価値以上の好意を失ってしまうかもしれません。 |
| アドバイスの位置 | この争いに価値があるのかを問いかけましょう。戦う場面を選び、勝つことが必要な人を傷つけることを意味するなら、ただ立ち去ることも考えてください。 |
逆位置
| 過去の位置 | 古い確執が収まりつつあります。誰かが争いから一歩引き、緊張の一部はすでに和らぎはじめています。 |
|---|---|
| 現在の位置 | 衝突が熱を失いつつあります。今なら償いをしたり、わだかまりを手放したり、ただ戦場を離れたりするチャンスがあります。 |
| 未来・結果の位置 | ここからは、和解が可能に見えます。誰かが最初の一歩を踏み出す気になれば、物事はより穏やかな地点に落ち着いていくことが多いでしょう。 |
| 障害の位置 | 後悔か、古い議論を蒸し返したい衝動が、足を引っぱっています。残っている恨みのせいで、決着がついた争いが理由もなく生き続けてしまうことがあります。 |
| アドバイスの位置 | できるところでは和解しましょう。謝るべきことがあれば謝り、謝罪を差し出されたら受け入れ、修復できないものからは立ち去ってください。 |
1910年にウェイトが「ソードの5」について書いたこと
ウェイトはパメラ・コールマン・スミスとこのデッキを作り、その意味を『The Pictorial Key to the Tarot』(1910年、パブリックドメイン)で発表しました。原文のまま掲載します。
占いでの意味:
Degradation, destruction, revocation, infamy, dishonour, loss, with the variants and analogues of these.当サイトの訳:堕落、破壊、取り消し、悪名、不名誉、喪失。そしてそれらの変種や類似のもの。
逆位置:
The same; burial and obsequies.当サイトの訳:同じ。埋葬と葬儀。
現代の読み手は、むなしい勝利とそれが関係にもたらす代償に注目します。ウェイトが挙げたのは堕落、不名誉、喪失だけで、逆位置の意味は同じものに埋葬と葬儀が加わったものです。償いをするという現代の考えは、彼の文章には根拠がありません。
「ソードの5」はYESのカード?NOのカード?
正位置はNO。薄笑いを浮かべた人物が剣を集め、ほかの人は打ちのめされて去っていきます。緊張が残るむなしい勝利なので、正位置はNO寄りです。
逆位置はどちらとも言えない。逆位置では争いが冷め、和解が可能になります。そのため傾きはよくなり、どちらとも言えないになります。
自分の質問はイエスノー占いでたずねてみてください。手元にカードがないときは、YES/NOオラクルの振り子が答えます。
よくある質問
タロットカード「ソードの5」はどんな意味ですか?
正位置のソードの5は、誰かが代償を払って勝つ衝突を示します。緊張が後に残り、その争いに本当に価値があったのかという問いが浮かびます。逆位置のソードの5は、衝突が収まりつつあることを示します。償いをしたり、わだかまりを手放したり、ただ争いから立ち去ったりするチャンスがあります。YESかNOか:正位置はNO、逆位置はどちらとも言えない。
「ソードの5」の逆位置はどんな意味ですか?
逆位置のソードの5は、衝突が収まりつつあることを示します。償いをしたり、わだかまりを手放したり、ただ争いから立ち去ったりするチャンスがあります。
「ソードの5」はYESのカードですか、NOのカードですか?
正位置では「NO」です。薄笑いを浮かべた人物が剣を集め、ほかの人は打ちのめされて去っていきます。緊張が残るむなしい勝利なので、正位置はNO寄りです。逆位置では「どちらとも言えない」に傾きます。逆位置では争いが冷め、和解が可能になります。そのため傾きはよくなり、どちらとも言えないになります。
「ソードの5」は相手の気持ちとしてどんな意味ですか?
相手は二人のあいだの緊張のあとで身構えていたり、傷ついていたりして、プライドのせいで手を差し伸べられずにいるのかもしれません。
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